飼い犬のドックフード選びのポイント

手作りご飯は面倒だと思うなら、総合栄養食と記載されたドックフードを選択しましょう。

 

総合栄養食は、そのドックフードと水があれば、健康的に暮らしていけるというものです。


しかし、市販されている総合栄養食というのは、穀物やコーンが一番多く使われているものが多いのです。
ペットフードの袋の裏側をみてみましょう。
犬が穀物やコーンを多く食べると、軟便になったり、吐いたりします。
詳しくは安心なペットフードと水選びを参照してください。


市販されているドックフードをみていると、1歳未満、成犬用、7歳以上、11歳以上、14歳以上と分かれています。成長段階にあわせて、栄養バランスが整えられていますので、犬の年齢にあわせたものを購入しましょう。

 

ドックフード選びのポイント

パッケージの記載事項をよく見ましょう。

 

ドックフードの目的をみる

主食となるのは「総合栄養食」と記載されているもので、健康維持のために必要な栄養がすべて含まれているものです。一方、「間食用」「副食」「一般食」と書かれているいるものはオヤツに最適です。「その他目的食」と書かれているものは栄養補完食で、足りない栄養を補給する食品です。

 

AAFCO(米国飼料検査官協会)基準をクリアしているか

AAFCOはアメリカのペットフードのガイドラインです。「AAFCOの基準をクリア」と表示されていれば安心です。よく国産原料というのをみかけますが、日本でも環境省でも「ペットフード・ガイドライン」というのがありますが、個別のペットフードが基準をクリアするというのはありません。

 

成長に合わせた量や回数の目安

年齢や体重ごとの食事量、回数の記載をチェックしましょう。オヤツでも、1回にあげていい量が限度量として記載されている場合が多いので、必ずチェックは忘れずに。

 

賞味期限

賞味期限が十分残っているかをチェックしましょう。賞味期限が過ぎていると、栄養価が落ちている可能性もあります。よく、ペットショップでは賞味期限が間近に迫っているとセール品として販売されます。セール品を購入する場合には食べきれる量を購入しましょう。

 

ドックフードの保存方法

ドライタイプのドックフード

水分含量が10%以下のフードで、重量あたりの栄養価が高いこと、長期保存が出来る利点があります。歯垢がつきにくくなったり、口臭を抑える効果が期待できます。

 

開封したら、空気が入らないようにして、冷暗所で保存します。口が開いた状態では保管期間は1ヶ月ほどです。

 

ウェットタイプのドックフード

水分量が75%で缶詰、アルミやレトルト等の容器に詰められています。食べやすいことから、犬や猫が好む傾向があります。

 

ウェットタイプのドックフードは開封して食べきるのが基本です。市販されているウェットタイプのドックフードは子袋に入っているものも多いので、そのようなタイプを選ぶとよいでしょう。もし、残った場合は、タッパーに移して、冷蔵庫で保管して、2?3日で食べきるようにします。

 

セミモイストタイプ・ソフトドライタイプ

セミモイストタイプは水分含量が25 ? 35%程度、ソフトドライタイプは水分が10 ? 30%程度のフードです。ドライタイプとウェットタイプの中間のようなドックフードです。

 

ドライタイプとウェットタイプ、両方食べさせてみましたが、ウェットタイプのほうが、便が柔らかくなる気がします。

 

犬としては、どちらもよく食べましたが、飼い主としては、便が柔らかいより、ちゃんと形になっているほうが、始末しやすいです。

 

水はいつも新鮮なものをあげましょう

犬とっても人間にとっても水は大切です。
常温の水道水で大丈夫ですが、こまめに取り替えてあげるようにします。

 

外で飼われている犬をみると、洗面器のような入れ物に汚れた水が入っていたりします。
新鮮な水をいつでも飲めるようにしておきましょう。

 

水道水の塩素が気になるようなら、1度沸騰させて、冷ましてからあげましょう。

うちでは浄水器の水をあげています。

 

たくさんの水を入れていませんが、それでも、夏はよく犬が残っている水をみて「冷たい水に取り替えて」と目で要求するので、『面倒だなぁ、残っているジャン』と思いつつ、交換してあげます。

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